放射線影響研究所オープンハウス開催のお知らせ(8/5,6)
: 2025年07月03日
放射線影響研究所(放影研)では、私たちの研究活動を多くの皆さまに知っていただくため、毎年「オープンハウス(施設一般公開)」を開催しています。
これまで新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催を見合わせたり、オンラインや事前予約制での開催を余儀なくされてきましたが、今年はどなたでも予約なしでご来場いただける形式で開催する運びとなりました。
当日は、展示やパネル解説のほか、体験コーナーも予定しております。研究に興味のある方だけでなく、科学や放射線に興味があるかたや、小さなお子さま連れも大歓迎です!
- 日程:2025年8月5日(火)、6日(水)
- 時間:9:00~16:00(最終入場は15:30)
- 場所:放射線影響研究所 広島研究所(広島市南区比治山公園5-2)
https://www.rerf.or.jp/information/openhouse/
また、広島研究所では昨年と同じく「親の被爆と子どもの健康~放影研の新しい研究についての説明会~」を同時開催することとなりました。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
- 日程:2025年8月5日(火)11:00~
- 場所:広島研究所 講堂
- 登壇者:内村有邦(放射線影響研究所 分子生物科学部 部長代理)
https://www.rerf.or.jp/information/oh_event/
放影研では、前身であるABCCの時代から、親の被爆が子どもの健康に与える影響について、長年にわたり調査を続けてきました。これまでの研究では、親の被爆によって子どもの健康に影響があったという科学的知見は認められていません。現在、放影研では、親の被爆と子どもの健康との関係について、ゲノムレベルでさらに深く探る研究を計画しています。本説明会では、この新たな研究計画の概要や、「ゲノム」とは何かといった基本的な情報について、わかりやすくご紹介します。
基本的には、昨年のオープンハウスで開催した説明会と同じ内容になります。皆様からの質問もお受けしますので、分からないことなどあればこの機会におたずねください。
皆様のお越しをお待ちしております。